鶴間遺跡は、金沢大学保健学類(旧保健学科)校舎新営に伴い、1998、1999、2001年に調査されました。
近・現代の遺構としては、金沢刑務所跡(旧金沢監獄)が確認されています。監獄・刑務所で使われた「監」や「刑」と書かれた食器が多数出土し、建物基礎も確認できました。犬山の明治村に、ここからレンガ造りの門と中央監視棟が移築されています。近世については、附属病院地区に比べて、遺構・遺物も多くありません。
NO. | 遺跡名 | 原因 | 期間 | 時代 | 遺構 | 遺物 |
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7 | 宝町遺跡医学部保健学科地区校舎I地点 (2382m2) |
校舎新営工事 | 1998.5.27~ 10.26 |
江戸,明治 | 江戸(建物跡,井戸,廃棄坑など屋敷跡)、明治(金沢監獄) | 江戸~明治(陶磁器,石製品,瓦,砥石) |
15 | 宝町遺跡医学部保健学科地区校舎I基幹整備・校舎II地点 (2276m2) |
校舎新営工事 | 1999.2.16~ 7.1 |
江戸,明治 | 江戸(建物跡,井戸,廃棄坑など)、明治(金沢監獄) | 江戸~明治(陶磁器,金属製品,石製品,瓦) |
34 | 宝町遺跡医学部保健学科地区校舎III地点 (1581m2) |
校舎新営工事 | 2001.4.10~ 6.29 |
江戸,明治 | 江戸(建物跡,井戸,廃棄坑など)明治(金沢監獄) | 江戸~明治(陶磁器,金属製品,石製品,瓦,鉄砲玉) |